勉強会/コラム

食べ物コラム 白菜

こんにちは。荒井歯科医院スタッフの大竹です。

日に日に寒くなってきているこの季節、皆さま風邪などはひいておりませんか?

駅などでも、風邪で体調崩されて、辛そうにマスクをされている方も、ちらほらお見掛けします。

そんな風邪にも負けず、荒井歯科医院のスタッフ一同、今日も笑顔で頑張っています。

さて、話は変わりますが、そんな風邪をひきやすい寒い季節にピッタリな料理で定番なのは、鍋ですよね。

今回の食べ物コラムはそんな鍋に欠かせない食材「白菜」についてお話します。

白菜は中国では古くから大根・豆腐と並び養生三宝の一つとして数えられており、優しい味でどんな食材とも相性がいい食材ですね。

そんな白菜ですが、実はそれほど栄養面での評価は高くないということを、皆様知っていましたか?

白菜は90%以上が水分でできており、栄養素はそれほど多くは含まれておりません。

では、なぜ白菜は養生三宝の一つに数えられているのか?と皆様、思いませんでしたか?

その答えは白菜に含まれている栄養素のバランスの良さにあります。

白菜は確かに大半が水分ですが、風邪の予防や免疫力向上に良いビタミンC、代謝を促進するビタミンB群、カリウムやマグネシウム、亜鉛などのミネラル、腸の調子を整えるのに効果的な食物繊維など、微量ながら幅広く栄養素を兼ね備えています。

また白菜の利点として、100gあたり14カロリーと低カロリーでダイエットにオススメな点があります。

100gあたり14カロリーってどれだけ少ないの?という疑問に対して、他の野菜と比較してみると、キュウリと同じカロリー、キャベツの約2/3、ニンジンだと約1/3程度のカロリーしかありません。

低カロリーなうえ、煮たり炒めたりすることで、かさが減り、一度にたくさん食べられるので、何だかお得ですね。

ただし、ここで気をつけたいことが一つだけあります。

ビタミンCは水溶性であり、とても壊れやすく、長時間煮たり炒めたりすると、栄養素が少なくなってしまいます。なので鍋に入れる際は、最後に入れるか、あまり煮過ぎないようにすると栄養素の損失も少なく済みます。

これから鍋シーズンで、白菜が活躍する機会も増えるかと思います。皆さまも今日の夕食は白菜たっぷりの鍋にしてみてはいかがでしょうか。

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