食べ物コラム 牛乳
こんにちは、荒井歯科医院で働かせていただいている大竹です。
今年も12月に入り、2018年もあとわずか。仕事は繁忙期に入り、忘年会シーズンにもなり、毎日忙しい方も多いとは思いますが、皆様どうお過ごしでしょうか?
私もあちこちで忘年会に誘ってもらっていて、お仕事が終わった後、急いで支度して新宿まで行って、飲んで、また次の日仕事という日も度々あります。
さて、話は変わりまして、私は現在、荒井歯科医院で事務のお仕事を中心に働かせていただいているのですが…
実は私、管理栄養士の資格を持っているのです!
最近、TVや雑誌で、よく見かける職業ですね。たまに栄養管理士と間違われることがありますが、管理栄養士です。
食のスペシャリストである管理栄養士の資格を活かして、皆様にこのコラムを通じて食材の情報を発信していきたいと思っております。
記念すべき最初の食材コラムは、「牛乳」についてお話しします。
皆様、牛乳が体にいいということは勿論、ご存知ですよね?1日コップ1杯、飲むといいとよく聞きますね。では、牛乳の何がそんなに体にいいのかご存知ですか?
牛乳にはカルシウムをはじめとしたミネラルは勿論のこと、炭水化物・脂質・タンパク質の3大栄養素に加え、ビタミンAやビタミンB2も豊富に含まれています。
カルシウムの量も豊富で、コップ1杯(200ml)で、1日の摂取すべき目標値の約1/3摂取することができます。
さらに牛乳が優秀な点として、もう一つの要素があります。皆様なんだかわかりますか?意外と知られていないことなのですが、どうでしょうか?答えはまとまりましたか?
答えはズバリ、カルシウムの吸収率です。
吸収率とは何かといいますと。食品の栄養素は食べた分、全てが体に吸収されるわけではなく、1部だけ吸収され、吸収できなかった分は排出されてしまいます。
カルシウムの吸収率は、野菜類だと約19%、小魚類だと約30%程度ですが、牛乳をはじめとした乳製品のカルシウム吸収率は、なんと約40%もあり、他の食品より効率よく体内に摂取することができます。
カルシウムは歯や骨の形成に欠かせない、大切な栄養素です。牛乳はそんなカルシウムをはじめ、多くの栄養素をバランスよく摂取することができる優秀な食材なのです。
今回のコラムはここまで。またよろしくお願いします。