勉強会/コラム

食べ物コラム みかん

皆様、こんにちは。荒井歯科医院のスタッフの大竹です。

2018年も残りあとわずか、今年の食べ物コラムも今回で最後になります。

皆様、年末年始、どのように過ごされていますか?大掃除をされる方、変わらず仕事の方、実家に帰省されている方、こたつに籠って、TVを見て、過ごされる方も多いと思います。

こたつっていいですよね。私も毎年、年末年始はこたつに籠ってみかんを食べながら過ごします。

そこで今年最後の食べ物コラムは、みかんについてお話ししたいと思います。

みかんには、ビタミンCが豊富に含まれており、冬の風邪予防にピッタリです。豊富といっても他の果物よりも特別多いという訳ではありません。しかし、みかんのビタミンCは実を包んでいる皮や袋でしっかりガードされており、壊れにくく効率よくビタミンCを摂取できます。

また、みかんの袋や白いすじは、とても栄養価が高く、へスぺリジンという高血圧や動脈硬化予防に効果的なポリフェノールを多く含み、実の100倍は含まれています。

ここで1つ、みかんに関するトリビアを紹介致します。

みかんは少し温めて食べると甘くなります。では、何故甘くなるのか、その理由を皆様ご存知ですか?

答えは、みかんに含まれているクエン酸が減るからです。

みかんを少し温めると、細胞が損傷します。その際、酸っぱい味の成分であるクエン酸が細胞の修復に利用され、消費されていきます。その結果、クエン酸の量が減り、甘く感じるという訳です。

こたつにみかんは、理にかなっているということですね。

他にもみかんを少し高いところから落としても、細胞が損傷し、クエン酸が消費されるので、甘くすることができます。

酸っぱいみかんより、甘いみかんが好きという方は、是非、試してみてください。

それでは皆様、みかんをたくさん食べて風邪を予防して、よいお年をお過ごしください。

来年も荒井歯科医院をよろしくお願いします。

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